ハニートラップ

カメバチ(スズメバチ)には、困っている。家の軒下にでっかい巣を作って、出入りにも、生活するにも危険が伴う。茸採りの時期は、一番活発に活動する初秋であり、茸を探して下ばっかり向いている視線を、上下左右に動かして行動する。だけでなく、身の回りを飛ぶ蜂を瞬時に見分け、「偵察バチ」かどうかで、近くに巣があるかを判断する。

同級生達よ、1メートルもある巣を見物したいなら案内するぜ、山ほど見ているから。

蜂刺されの洗礼は子供時代から。今までに10回は刺されている。最近だって、道路の草刈り人足時、笹バチ(小さい黄色い蜂で結構痛い)に刺されたり、畑の草刈りで「地(じ)バチ=地中に巣を作る蜂」に、草刈機をつかんでいる手を、手袋の上から刺されたりしている。この時は、暑さもあって、熱中症のせいだったかどうかわからないけれど、目の前が暗くなって、蜂を原因としては生まれて初めて病院へ行った。

2年前は、クルミ拾いをしている時に、土手の地中にあったカメバチの巣を踏んづけて、ウワ~ンと、文字通り、体の周囲を数百匹??!!のカメバチが飛び回って、襲いかかってきた。

一瞬周囲の景色が、飛び回る蜂たちの影で、薄暗く感じたほどだったよ。

土手だったから、自分から体を倒して、下まで転げ落ちて起き上がろうとしたら、ズボンや長靴の上から数匹のスズメバチが、体を曲げて、太くてでっけぇ針を刺しているところを、近くからマジマジと詳しく見てしまったよ(笑)。痛みを感じたので、すぐ近くに止めていた車の中に駆け込んでドアを閉めたけど、スズメバチって執念深いもんだ、周囲をブンブン、グルグル、グルグル飛び回ったり、窓ガラスに張り付いて、じっとこっちを眺めていたり、いや~、緊張の数十分だった。(でも、そのあと巣の近くに落とした鎌を拾いにまた行ったけどね、ケチ!、じゃなくて、長年使い込んだ思い入れがある鎌だったし、藪の中から襲おうとしたクマ公に、ヨシ、来いっ!と、共に対峙した、いわばオレとの運命共同体だからよ~、「な~んで見捨てて行かりょ~か」と、戦友だから、粗末には出来ねえベよ。=古いなぁ!)

結局この時も足を3カ所(あの膨大な数のカメバチ襲来にしては奇跡的に少なかった)刺されていて、病院へ行ったけど、黄色い薬を塗って包帯をグルグル巻かれただけ。あしたもいらっしゃいと言われたけど、メンドくさくて行かなかった。パンパンに腫れ上がった足を抱えて家で静かにしていたよ。

(見たくもないでしょうケド、証拠写真デス。足の甲は冷えピタです。)


この件以来、ネットで「ハニートラップの作り方」を調べて、去年からトラップを仕掛けている。去年は、時期が遅かったのか?、ハエばっかり、やっと今年、捕まえた。

早春の蜂を捕まえると、その年作られる巣が格段に少なくなるという。少しは効果があるか、また、敵を捕まえたことで、あの痛さの記憶が少しは薄れたか、まだわからない。


(参考) 山にゆく時は、ヘルメットをかぶった方が良い、それも白いヘルメットを。

蜂の天敵はクマ公。黒い動くものには襲いかかってくる。頭が黒いままでは、(そうでなくとも??、白髪・薄毛・ハ〇、でもね。ヘッヘッヘ)危険。白ヘルが効果あり(と思うが、松茸山では白ヘルをかぶっていたにもかかわらず、白ヘルの中で頭頂がチクリと。皮が薄くてすぐ骨!だったせいか、なんともなかったけれども。)、と思う。


同級生達よ、「ハニートラップ」と聞いて、「007の女スパイ」と思ったでしょう、残念でした~。真面目なお話でした。

でも、高齢者といえど、ハニートラップには十分注意してくださいよ、トラップにかかった人たちを、あちこち見聞きしてますから、ネ!、フフフ。

yamatyu33_'s HP

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